注 : part1 と part2 を見ていない方は、
先にそちらから見て下さい。さあ さあ、
3回に分けて ご紹介してきました、
樫原湿原で生きる ユニークな植物たち。
今日の
part 3で 植物編は終了です。
ヤマハギ / マメ科

ハギ類は咲き始め
これから秋に向けて どんどん咲きます。
ミズトンボ / ラン科
( 絶滅危惧II種 )
緑色がさわやかな ラン科の植物です。
盛夏が花期で、
ラッキーな事に 今年の第1号に出会えました。
天然の水苔ゾーン

なんとも良質そうな水苔… (´Д` )
でもここの水苔は 取ったらダメですよ。
ここ一帯は 特別保護区なので、
警察にしょっぴかれてしまいます。笑
コバギボウシ / ユリ科

園芸的に呼ぶと ホスタ
ポピュラーな花なので、
日当たり~半日陰の場所で見かける事ができます。
ヒメキンミズヒキ / バラ科

バラ科特有の ギザギザした葉をしています。
地味な花ですが、美しい黄色が目を引きますね。
アキノタムラソウ / シソ科

学名は salvia japonica ( サルビア ジャポニカ )
そう。 日本原産のサルビアです。
どうしてこうも、日本出身の植物達って、
優しげな雰囲気が多いんでしょう。
ナンバンギセル / ハマウツボ科

有名な
寄生植物です。
葉緑素を持っていないので、
自分で成長する事ができません。
写真からも見て分かるように、
イネ科や カヤツリグサ科の 根に寄生して
ひっそりと花を咲かせるんです。
実は 今回見たかった植物 NO.1

いつもタイミングが悪くて、
野生で咲いているナンバンギセルを
見た事がなかったのです。
ラッキー♪
オミナエシ / オミナエシ科

秋の七草の一つでもありますね。
漢字では
「 女郎花 」と書きます。
女郎とまず聞けば、
遊廓の 遊女を連想する人も多いと思います。
私も実際 そう思っていました。
でも それは間違いで、
本来 女郎とは
貴族令嬢への敬称らしいです。なので、「 位の高い 気品ある花 」
という事なんだそうです。
へ~ びっくり。
オトコエシ / オミナエシ科
オミナエシはご存知でも、
オトコエシは ご存知無い方が多いのでは?
オミナエシは茎が細く 女性的であるのに対し、
オトコエシは 茎も葉も大きく
男性的である事から名付けられたそうです。
秋の七草にも入り有名な オミナエシ。
キレイな白花なのに 知名度が無い オトコエシ…
今日を機に 覚えてあげて下さい ^^;
ユウスゲ / ユリ科

夕方から咲き始めるから ユウスゲ
ちょうど帰り頃から咲き始めました。
田舎の 古き良き風景。
ラストを締めくくるのは…
ワレモコウ / バラ科
佐賀県準絶滅危惧種
まだまだ咲き始め。
これからワレモコウは 開花期を迎えます。
今回はいつになく たくさんの種類に出会え、
充実した気持ちでいっぱいです ◎
がんばった自分へのご褒美に …

樫原湿原の入口にある、
湖守屋さんでいただきました。
あ~ ホント 身体に染みた!
ε-(´∀`; )
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