注 : 見てない方は、8月4日の Part 1 から見て下さいね!樫原湿原の 散策記の続きです。
_φ( ̄ー ̄ )
一見、いいお天気なのですが…
実はずっと 雷が鳴っていました。
さあ、どんどん歩みを進めなくちゃ。
コケオトギリ / オトギリソウ科
オトギリソウといえばたくさんの種類があります。
このコケオトギリは特に小ぶりな種類で、
見つけるのが なかなか大変でした。
ちなみに、オトギリソウの名前の由来を知っていますか?
漢字で
「 弟切草 」 と書きます。
花言葉は 、 「 恨み 」 「 秘密 」 「 敵意 」
物騒な匂いプンプンです…
むか~しむかし。
この植物を原料に、秘薬を作っている兄がいました。
兄は決して、秘薬の作り方を他人に教える事はなかったのですが、
ある日、弟が人にポロリともらしてしまいました。
それを知った兄は怒り狂い、
あろうことか弟を斬り殺してしまいました。
その時の血しぶきが 植物に飛び散り、
今の 弟切草の名がついたそうです…
どうでした?
ヒヤリとしましたか? w
モウセンゴケ / モウセンゴケ科
ご存じの方も多いかと思います。
食虫植物ですね。
まれに入荷する事もありますが、
やっぱり自生している姿を見つけると感激します。
イヌタヌキモ / タヌキモ科
とっても小さな 水生植物です。
ボ~っと歩いていたら素通りしそうなぐらい
小さな花です。
ヒメタヌキモ / タヌキモ科
( 準絶滅危惧種 )「 花、どこよ? 」
と言われてしまいそうですが…
真ん中に 白い花が咲いているのが分かりますか?
花が小さくて とにかく苦労しました ^^;
先程ご紹介した、
イヌタヌキモ と ヒメタヌキモ
これらも
食虫植物です。
でも、パクッと捕まえて食べるわけではなく、
根にある 捕虫嚢(ほちゅうのう)と呼ばれる器官で、
ミジンコなどの微生物を捕まえて消化します。
小さくても ちゃっかり者です。
ヒツジグサ / スイレン科
スイレン科の花は とっても種類が多く、
世界中の温帯・熱帯で咲いています。
でも、このヒツジグサは
唯一、日本原産のスイレンなのです。
日本らしい 控えめな可愛らしさでしょ?^ ^
ヒメミクリ / ミクリ科
( 準絶滅危惧種 )昔は、全国どこでも咲いていたそうですが、
今となっては 一部の限られた湿地でのみの
生育になってしまいました。
こんなに可愛い花が失われる事がありませんように。
イグサ / イグサ科
みなさんにとってもお馴染み、
畳の素材となるイグサです。
とても強い性質なので 雑草防止の為に、
休耕地に植えられる事もあるそうです。
サイヨウシャジン / キキョウ科
特別めずらしい花ではありませんが
凛とした姿が 爽やかでカッコいい。
カキツバタ / アヤメ科
( 準絶滅危惧種 )絶滅が危惧されているため、
人為的に樫原湿原に移植されたそうです。
カキツバタは湿地帯を好む植物です。
ヤイトバナ / アカネ科
いわゆる雑草なのですが…
( 生命力が強くどこでも繁殖する為 )
ヤイトバナはもう一つ、
有名な名前を持っています。
「 ヘクソカズラ 」聞いた事がある方も多いのでは?
名前の由来は、葉や茎をちぎると
ひどい臭気がする事から来ています。
いつ聞いてもひどい名前ですが、
確かにクサイもんな… ^^;
ジネンジョ / ヤマノイモ科
みんな大好き、ヤマイモです。
とろろ飯 美味しいですよね~
湿気がある場所であれば 容易に生育できる為、
都会の公園でも時々見かけることがあるとか。
part 1 、 2 を見て下さったあなた。
あなたも相当 植物好きな方ですね!
part 3もお楽しみに~。
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